我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

2021-01-01から1年間の記事一覧

だるまさんが転んだ

左側から視線を感じます。3段ケージのある、部屋の左端から。部屋の右端で仕事をしていて、椅子から立ち上がると、2段目から3段目にダンっと飛びあがる音。私が部屋の左端に行かなければ、再び、ドスンという音で2段目に戻った人が監視を再開します。 私がケ…

猿を迎える心構えとは

猫さんが来る予定が変わり、2日早まりました。それだけでもてんやわんやなのに、保護している方から、「大人しいと思っていたら、最近、猿みたい」と連絡があり、不安が募るばかりです。 もう一匹の猫さんも、おっとりと言われていましたが、「ケージから出…

年貢の納め時

心の準備はまだできていないような気がしますし、ドキドキ感もありませんが、お見合いがまとまりそうです。キジトラさんではないけれど。 家族になるって、こんなものなのか。こんなに軽く決めちゃうものなのか。周りから「勢いだよ!」「困ったら連絡して。…

お見合い

友人の紹介でお見合いをしました。 まだそれほど本気ではないので、こちらの条件も小出しにしつつ、ですが。 5か月のキジトラが気に入ったので、少し抱っこさせてもらいました。マフラーをふみふみしながらゴロゴロ音を聞かせてくれました。もうすぐ5か月の…

小さな希望

モデルナ・ワクチン2回目の接種が終わりました。まる4日かかってようやく副反応から回復しました。ただ、3回目も同じ種類のワクチンとは・・・勘弁してくれと思っています。 ワクチンを打ったからといって新型コロナウイルスに感染しないわけではないでしょ…

暑中お見舞い申し上げます

暑中見舞いを頂く季節になりました。皆さん、お元気ですか。お疲れになっていませんか。 今日は、ムアラフ(改心)と不即不離という映画を観ました。マレーシアに詳しい方の案内で、期間限定、vimeoで無料視聴しました。ムアラフは、数年前にタレンタイム(…

フラッシュバック

過去を振り返っても戻れるわけではないから時間の浪費かもしれないけれど、時々思い出すことがあります。 その日の朝、台湾・花蓮の定宿をチェックアウトした時、いつもと同じようにフロントの女性が花蓮駅まで車で送ってくれました。 友人の紹介で泊まり始…

「台湾」を切り取る

黄胤毓さんの『緑の牢獄――沖縄西表炭坑に眠る台湾の記憶――』(五月書房新社、2021年)を読みました。本当は同名の映画を観に行きたくて、それも那覇で観たくていろいろ調整をかけたのですが、3月4月は無理だったので、そして沖縄の感染状況も悪化してきたの…

終わりについて考える

このところ、終わりを思うことが増えました。 これまでは、何かが始まると思ったり、始まると信じようとしたり、始まることが望ましいことだと思っていたので、自分の意識をそちらに向けようとしていました。でも、始まりがあれば終わりがあるよねと、思うよ…

名前はまだない。

黒猫が来ました。 両手で何かをキャッチした瞬間のようなポーズのぬいぐるみです。 人生初、自分で買おうと選んだぬいぐるみです。 ぬいぐるみは、年上の家族から与えられるもの、誰かから贈られるものでした。好きなものを選んでいいよと言われても、お店も…

2021年、朝

限りなく黒に近い墨色のまん丸い猫を飼うことになりました という夢で目覚めた2021年の朝は、もう8時でしたけど、良い目覚めでした。 元旦はお洗濯しなくてよいし、お雑煮の材料は土鍋に入れればよいだけに準備してあるし、今年は初詣には行かないし。初コー…