我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

猿を迎える心構えとは

猫さんが来る予定が変わり、2日早まりました。それだけでもてんやわんやなのに、保護している方から、「大人しいと思っていたら、最近、猿みたい」と連絡があり、不安が募るばかりです。

もう一匹の猫さんも、おっとりと言われていましたが、「ケージから出したら捕まえられないかも。すばしこくなった」と言われました。

ちょっと待て。それは話が違いますけど。駅前の小さなケージの中で見せていたアンニュイな態度は何だったの…?。じゃらしには首を動かすだけであしらい、これは運動不足で太りそうだと私に心配させたのは、演技でしたか?その後のチュール争奪で見せたまんまる目が本性でしたか?

保護猫さんたち、もしかしたら、ずっといられるお家が見つかったから営業用の仮面はもういらないと思ったのか。お願いだから、猿にならずに、猫でいてほしいのよ…。元気であるのは嬉しいことではあるけれど…思わず、カーテンに目で別れを告げました。