我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

2023-01-01から1年間の記事一覧

世の中は「こういうもの」じゃないと気づいた日

気づかないうちに躾けられていたり、これはこういうものだと信じ込んでしまうことは、誰にでもあると思います。 例えばパソコンのカーソル。小さい白い矢印は、どこに行ったのかわからない時があって、マウスをくるくる動かして画面でくるくる回るマークを探…

会ったことのない人について

どうしてもっと早く気づかなかったのかと思うことはよくある。 私が生まれる前に亡くなっていた祖父は夕張炭鉱で働いたことがあると、父から何度も聞いたことがあったのに、どんな人であったのか、なぜ夕張へ行ったのか、どのくらい滞在したのか、どんな仕事…

列車酔い

週末、大分で仕事があったのでJR日豊本線に乗りました。8時34分小倉発のにちりんシーガイアです。4駅で到着なら早いと思っていたのですが、大事なことを忘れていました。 この区間は何度かソニックで利用していたのですが、いつも乗り物酔いしてしまうことを…

名前/Name/名字

『なまえのないねこ』という絵本を読みました。じゅげむに名前探しの旅を勧められるあたりから、涙腺が緩んでくる絵本です。背中を向けて泣きながら、時々ティッシュで鼻をかんだり涙を拭いたりしながら絵本を読む私の姿を、うちの猫は怪訝そうに眺めていた…

台湾ちまちましたこと特集

先月、久しぶりに台湾に行きました。掘り下げて書く話ではないけれど、こんなこともあったなあ程度のことの羅列です。 地下鉄路線図に緑色で描かれている松山新店線に乗った時、萬隆駅だったと思うけれど、入り口外側に小さな札が貼り付けられていて、防空壕…

手配師復活

慣れていたはずの、海外旅行の手配に戸惑う私。この日程でお休みをとっていいのか、この時間と価格でチケットを予約していいのか、何でもないことに時間を費やしている間に、予定していた日時の便が完売になり、一日出発を早めることにしました。何より、コ…

兆し

昨年10月から面倒な手続きなしに台湾と往来できるようになったのに、年度末まで引き受けている仕事の関係で、海外どころか、まだ国内旅行にも行けずにいます。周囲の人たちが次々と海外へ旅行や仕事や長期滞在で出かけるのを見送りながら、自分だけ取り残さ…

黒豆

2021年の年末は散々でしたが、2022年末は、諸々落ち着いてきたこともあって、黒豆くらいはと、自分で作りました。作ると言っても、材料揃えて時間見計らって煮るだけですが…。 大晦日に友人がインド料理のランチボックスを持って来ることになり、ならば少し…