我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

2018-01-01から1年間の記事一覧

24時間

いろいろあった24時間。始まりは昨夜。 送った資料に関するご批判。昨夜は凹みましたが、凹んでも仕方ない。この人に批判されたところで、私の関心は変わらない。詰めが甘いと言われるなら、それは受け入れますが、「常識ではこうこう、こうである。いったい…

トチコー様

「旧暦の二月二日は、トチコー様の誕生日なんだよ」という台詞が、『インターフォン』という短編小説の中にあります。那覇のマンションに住んで「あたしは台湾人だ、正真正銘の台湾人」と言うおばあちゃんが出て来る話です。私の脳裡では、平とみさんの声で…

ノボテル・ホテル

先日のホテル情報の補足です。厳密には台北のホテルではないのですが、番外編。 7月に桃園空港横のノボテルホテルに一泊しました。 こんな所に泊まるのは、もちろん、台風による飛行機の遅延のためです 同じ航空会社の同じ目的地に向かう2便が遅延になったた…

台灣土狗

台湾産の犬、といえばよいのでしょうか。台湾土狗(狗は犬のこと)という言い方があるそうです。 先日、カフェで見かけたカッコいい犬。色黒で、細身で、プードルとかを見慣れている眼には、ちょっと怖い感じに見えるかもしれません。そんなことを話していた…

三貂嶺の素敵なカフェ

台湾北部に三貂嶺という駅があります。近くには、有名な観光地の九份やネコ村として知られる猴硐があります。平日、台北から列車で行きましたら、ほとんどの外国人観光客は九份に行くために瑞芳で降りますし、隣の猴硐を過ぎれば、ほぼ乗っている人はいなく…

台北のホテル紹介(一部修正済)

旅行の宿は大事です。でも、選ぶのが難しい。 台北の宿事情、私が体験した中で紹介すると、以下のようになります。全部、窓つきの部屋です。 台北シェラトンホテル:初台北で友人と泊まりました。選んだ理由は、台北のホテル事情がわからなかったこと、駅に…

観光客は疲れない

友人夫婦とその友だちが観光と仕事で台北に来たので、半日ご一緒させて頂きました。 旦那さんは映像関係のお仕事なので、観光地台北の代表的な場所を次々と綺麗に撮っておられました。自称、映像屋さんは、私より随分年上ですが、炎天下でも帽子なしで飛び回…

シーザーホテルの裏側の世界

見出しからすると怪しい雰囲気ですが、 週末の午後、早い時間にシーザーホテルとか三越の裏側に広がる一帯を歩いていましたら、おびただしい数の、といってもいいくらい、道という道が小学生、中学生くらいの子どもたちであふれていました。学習塾が多い地域…

私の中の「虫」

台湾に10日もいて、ずっと台北拠点で過ごすのは珍しいというか、初めてです。 もともと週末は、恒春半島か緑島に行こうと思っていたのに、なぜかどうにも気持ちが定まらず、直前手配でも良いかと思っておりましたら、どちらの地域も台風の影響を受けているよ…

パンダ

出国前夜にまた体調を崩して、這うように飛行機に乗り、機内食もあまり食べず、どうなるの、私…と思っておりましたら、台北でかなり元気になりました。 今日は台北市動物園に行ってパンダを見て、高所恐怖症のくせに猫空に乗って山頂で鉄観音アイスを食べま…

絵本コーナー

駅前の大きな本屋さんの絵本コーナーに行きました。 百万回生きたねこ、の話を読みたかったからです。立ち読みです。すみません。 小さなころから題名は知っていたのに、何だか怖くて読めなかったのです。 今日はゆっくり読んで、静かに泣きました。涙腺は、…

やれやれな日

関西や北海道が大変なことになっている時に、私ごときのただの愚痴。 でも、痛い! 週末に続き、腸の内視鏡検査で生検したよって先生に言われました。そのせいではないと思うけど、とにかく痛い。どんな体勢とっても痛い。もう、どうなってるわけ?まだ結果…

メンテナンス中です

10年ぶりくらいに胃カメラってやつをのみました。のんだ記憶は全くなくて、痛みもなくて、昨夜あまり寝ていなかったせいか麻酔はしっかり効いたようでぐっすり寝ていたら、いつの間にか終わっていて、はあ、技術の進歩はすごいなあと思いました。 本当に胃カ…

8月31日に思う

8月最後の日の夕方。 私にはあと何回の8月31日があるのだろうと、思いました。 これまでそんなことは考えたことがなかったけれど、いつまでも続くと思っていた時間は、考えてみればいくつもの偶然が重なったもの。 来年の今日、再来年の今日、あと10年、あと…

絵本:媽媽去哪裡? Where is Mom?

花蓮県光復郷のタバラン小学校の校長先生に頂いた絵本『Where is Mom?』(黃惠玲著、絵は黃惠玲と西林小学校、2016年出版)を簡単に訳してみました。即興ですので、もっと的確な日本語があると思いますが、感じは伝わると思います。この本は、ドイツで一番売…

ビンロウ

檳榔、檳榔、檳榔、どこまでも檳榔の木。 花蓮県光復郷のあたりの原住民部落が多い地域です。 檳榔は原住民にとって主要な収入源のひとつ、と運転手が言っておりました。 「花蓮は不況だ。台北の給料が月3万元としたら、花蓮は2万元だ。台湾人は心の故郷とい…

台北駅

この空間、いつも人がいないのですけれど、 私は好きです。文字がカッコいいと思います。 ここを舞台にダンスのパフォーマンスがあったら素敵なのに。

台湾人

生活圏内に何人かは台湾出身の方がおられます。 何十年も日本に住んでいる、日本人と結婚している、という方もおられます。 よく聞かされるのが、「台湾ではこうするよ」「台湾人はこうよ」という、「私が台湾(人)代表」みたいな一言。人によっては口を開…

忘却

大事なことに気がつきました。弟の誕生日を過ぎていました。 ずっと忘れたことがなかった誕生日。海外生活の中でも必ず祝ってきた誕生日。 生きている人は、こんなふうに亡くなった人のことを忘れていくものでしょうか。 だから、何回忌だの、お盆だの、定期…

バス停

南山舎が2015年に出した『やえやまーSHIMATABI-ガイドブック』と沖縄タイムス社が2012年に出した『石垣島で台湾を歩く もうひとつの沖縄ガイド』。どっちも表紙が素敵で買った本です。 どちらもハンドバッグに入る大きさの本で、扱っている地域も重なるとこ…

珈琲が不味かった日

3週間近く前、2杯目のコーヒーを飲んでいた時、不味いなあと思いました。それが予兆で、数時間も経たないうちにダウン。翌日から病院にお世話になり、点滴、絶食、お粥と続き、食いしん坊に耐えられるかしらと思っていたら、意外に大丈夫でした。 回復途上の…

ひとやすみ

何年かに一度、こけます。 自分が思っている以上に、体はいっぱいいっぱいだったりすることがあって、 それに気づかなくて、ある時急に、あれって思う。 あれ、おかしい、と思った時、すぐに仕事のことを考えます。 この出張だけはどうにか乗り切ろう、アポ…

廈門台湾民俗村

行っていません。 過去に行こうと思って、今回も行ってみようと思って、ホテルの人に聞くと、みな同じ答えだからです。 「超~退屈!」「あれを観に行くなら部屋で休んでいた方がまし」「何にもない」「時間の無駄」「絶対、行く価値はない」 廈門の人たちに…

中国でウーバーが流行る理由を実感した話

3か月ぶりに廈門にきました。いつもは廈門空港入りですが、今回は台湾から金門経由で廈門島の右側寄りにある五通碼頭から入りました。小三通は3度目ですが、前2回は東渡碼頭でしたので、この埠頭は初めての利用です。 小三通の利用者はコスト削減で利用する…

びんぬうたき

数日前に沖縄タイムス+プラスというので知ったのですけれど、弁之御嶽という所が国の史跡になるのだそうです。びんぬうたきという読み方はもちろん、漢字を見てもピンと来なかったのですが、写真を見て、「4月に行った所だ」と気がつきました。 行った、とい…

猫論

年頃の男の子って、どうしてこうも難しいのか。と、猫を見るたびに思います。 やっぱり女の子はいいよね~と人間の子を見ても猫を見ても思います。 最近出没するキツネ色のガール猫、ささみのおやつの袋を見ると、ちゃっかりピタッとくっついて来て、視線を…

何だか嬉しいわけ

猫は無事でしたので、また出没するようになったので、心配はなくなったのですが。いえ、正しくは、ずっとそこに居座るようになったので、運動不足じゃないの、という新たな気がかりはあるのですけれど。まあ、猫は猫ですから放っておいて。 久しぶりの週末は…

I miss you

ずっと会えていないのです。 先週からずっと。 姿が見えない。 先週までは水を飲みに来た跡があったのに、今日はそれもない。おいしいご飯も買ってあるのに。 夢で灰色の背中に寄り添うだけ。 元気にしているかなあ。友だちができたかな。さびしくなければい…

追悼

いつも堂々とした風格の墨色の野良が車にぶつかりました。 墨色の野良にいつもくっついていた、もう一匹の若い野良は、墨色の子にずっとくっついたまま、離れようとしなかったと聞きました。 二匹は昼間はそれぞれ思い思いに過ごし、夕方になると誰かが用意…

世渡下手

世渡は下手です。 どうして竹をヒノキと言わなきゃいけないのか、わからないからです。 それでいろいろな目に遭うのは理不尽と思いますが、それが現実です。 だからこそ、自分は目下にあたる人や頑張っている人の足を引っ張りたくないと思います。出来る範囲…