我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

列車酔い

週末、大分で仕事があったのでJR日豊本線に乗りました。8時34分小倉発のにちりんシーガイアです。4駅で到着なら早いと思っていたのですが、大事なことを忘れていました。

この区間は何度かソニックで利用していたのですが、いつも乗り物酔いしてしまうことを忘れていました。列車で酔うことは通常ないのですが、この区間は別です。

当日はそのことを忘れていて、会場に着いた頃にはひどい頭痛で、もしやコロナかインフルか、熱はないけど何だろうと、少々不安に思いながらやり過ごしました。

しかも、「お昼休みはとらなくてもいいです。とっても30分から45分で。会場でお客さんに見られる場所では食べないでください」という主催側の指示もあって(結構酷い)、予定していた猫付き喫茶店でのランチをあきらめ、会場隣で平々凡々なサンドイッチとプラスチックカップに入ったアイスコーヒーで済ませました。平々凡々だけど、さっさと済ませることができたし、サンドイッチは普通に美味しかったし、仕事なら仕方ないと思える範囲です。

具合が良くなりかけた午後、飛び込みのお客さんも数組いらして、予約をはるかに上回る人数が次々とブースを訪れてくれ、一人で天手古舞しながらもどうにか捌きました。この仕事自体は慣れていて、他所のブースの説明もできるレベルなので、新人2人が担当する隣のブースよりも要領はよかったと思います。

実は当日の朝、うちが一番人の入りが悪いだろうという主催者の判断で、隅っこの壁際にブースを移動させられていたのですが、結果往来、イベントとしては予想以上の成果を出しました。新規入場者の足がほぼ途絶えた頃、終了時間より30分早かったのですが、主催者が帰ってよいというので、遠慮なく失礼しました。帰り際、「良かったですね、私が来たことが経費の無駄にならなくて」と一言申しましたのは、乗り物酔いと期待外れのランチタイムになったことへの小さなリベンジです。

帰りは、サリーガーデンのシフォンケーキと豊後牛のお弁当を買ってソニックで小倉まで。お昼にサンドイッチをしっかり食べたせいか、酔いはそれほど感じませんでした。