我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

台湾

午後から病院へ行きました。

科がわからなくて、受付で相談すると、もう受付が終わってしまった科もあるので、とりあえず内科へ案内されました。内科の婦長さんらしき人が問診に来て、

「それはいつから?」「海外旅行中だったので〇日頃です」「海外?どこ?観光?どこ?」

行先と症状は関係ないですよね。流行りのはしかじゃないし。と思いましたが、

「台湾です」「台湾!」年配の婦長さんの目がくりくり輝きました。

「私も行ったのよ。台湾、いいわよね。楽しかったわ~」

婦長さん、話が逸れています。

台湾、すごい国です。婦長さんの心が瞬時に飛んで行ってしまうのだから。

婦長さんだけではなくて、病院の先生たちもよく同じことを言います。

距離的に近くて行きやすい雰囲気だから、長い休みがとりにくい医療関係者も台湾なら海外旅行が楽しめるのでしょうか。台湾のソフトパワーはすごいです。診療そっちのけになるのですから。