我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

台北のYMCA、今回はシングルです。木製の使い込まれた家具と大きな窓が落ち着きます。ラッキーなことに、外からの視線を気にしなくてよい部屋、そして、一部ですけど台北駅が見える部屋です。ツインにはなかったバスタブもついています。ホテル専用サイトから予約すると、急な変更も当日6時まで無料で対応してくれます。城中市場も近いので、気に入ってます。

それにしても台北の冬は意外に寒いです。

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2019初旅

タイトルが紛らわしいけれど、まだ行っていません。

でも、やっと決まった旅行の日程。

旅は思い立った時から始まっているけれど、ホテルを決めると、よし行こうっていう気持ちが強くなります。今回は仕事じゃないから宿を取らなくてもよかったのですが、最近ちょっと心境の変化で、何か制約があるから旅にもメリハリがつくし、楽しいんじゃないかと思うようになりました。完全なフリーは、意外に難しいと気づきました。

さて、11月にチケットだけとって、放っておかれた台湾旅行。

そもそも南院だけが目的だったのですが、どうせなら、あっちも行きたい、こっちも行きたいと欲が出てしまいました。今回は新しいパスポートの最初のスタンプになりますので、ちょっといろいろ仕掛けたいと思ったりしましたが、世の中そんなにうまくいかないものです。

結局、屏東を見送ることになり、台北で安く宿がとれたこともあり、嘉義2泊になりました。でも、いつも駆け足で回っているから、一日カフェでぼーっとするのもいいかもしれません。それは日本に居てもできないから。

私は時間の使い方があまり上手くなくて、旅先に行くと貧乏性なのか頑張って回ろうとしてしまいます。歩き回っても非日常の刺激のせいか元気になる、嬉しくなる、楽しくなる。帰国後もしばらくはテンションが高い。見たこと聞いたことを伝えたくて、声も高く大きくなる。伝える場を作ろうと、いろいろ企画しちゃったりする。

でも、ちょっとそういうのを修正したいと思っています。何かを発見するのはワクワクしますが、私の心や身体と融合してくれる旅ができたらいいなあと思います。

台湾は少し身近になったのかもしれません。

会いたいなあ

正月三が日、よく働いております。ホワイトチョコとコーヒーを片手に働いております。もうすぐ休暇を取りますから、それまで走り続けるつもりです。

おかげで、今年はまだ猫を見ていません。

私の好きな半ノラ、動物嫌いな人には、猫を抱いて可愛がるのかと勘違いされます。

外で暮らす猫が人間に懐くとロクなことはあるまいと思っていますので、会いに行っても抱きません。こっちが手を伸ばせばあちらが離れます。

寒い季節、ブーツやコートが暖房で温まっていると勝手にブーツの甲の上に足をのせたり、コートにすり寄ってきますけれど、冷たい手で撫でようものなら「何するの!」と言わんばかりの顔ですり抜けて行きます。つかず離れず、私たち、ちょうどよい距離感なのです。

そろそろ会いたいなあ、と思っています。

破壊から創造へ

2018年12月31日の最後の数分で書くには重すぎる話ですが、

この2,3年は、私にとって破壊の年であったように思います。

それまで当たり前であったこと、こうするものだと思い込んでいたこと、私の中のいくつかの支柱にひびを入れるような、そのうちの何本かは壊れていくような、そんな時間であり、支柱を壊すという選択肢もあるのだと気づき、壊して視界を広くしてみようと思った時間でもあります。

一番大きな支柱は、私が幼い頃から、人はそう生きるものだと刷り込まれていたもの。それを軛だと判断するまでの長い時間。そんなこともありました。

世の中は平成を振り返るモードですが、私にとっての平成は、孤独な時間が多かったように思います。転職して、今の仕事に就くまでの長い長い準備期間。仕事に就いてからも、基本的には一人でやる仕事。目標もノルマも自分次第。自分次第だからこそ、自分に軛をつけてしまうこともあります。その軛を、取りたいと思って、取り始めたのが、この2,3年だと思うのです。

これからは、新しく何かを生み出す時期に入りたいと思います。ゼロからのスタートの部分もありますが、これまでの積み重ねと経験のかけらが土台になってくれそうな所もあります。自分の直感を信じて、自分が好きなことを、自分が楽しめるように、やってみたいと思います。これ、新年を迎えるにあたっての抱負になるでしょうか?

こんなことをつぶやいていたら、年が明けてしまいました。

新年快樂。豬年好運。

ともだち

昨日、子猫を抱きながら、

出張が多いから飼えないの、ごめんね

という私を見て、友人が

出張の時はうちで預かってあげようか

と言いました。

ありがとう、でもね、やめとく。

友人は、猫に触れないのです。

お気持ちだけで嬉しいよ、ありがとう。

温もり

猫を抱いたのは初めてなのです。スコティッシュフォールドの子猫。生まれて数週間だそうです。

昔、小学生だった弟が子猫をTシャツの下に隠して下校してきたことがあって、動物嫌いの父にこっぴどく怒られ、元居た場所に戻して来いと言われて、しぶしぶ返しに行ったことがあります。弟は、子猫の温もりを小学生の時に知っていたのですね。

今日の子猫、今は飼えないので、抱っこだけ。ツルツルした生地のダウンコートに爪を立ててよじ登りながら、私を見上げミャーミャー鳴いておりました。

抱っこしたのが初めてだから、子猫の体温を感じたのも初めてです。人間の子どもの体温ぐらいあるかと思ったら、子猫のそれはほのかなポワンとした温もりでした。あのほのかな温もりがお母さんから離されているのは、不自然だと思います。

子猫が入れられていた展示ケースには、1年以内に亡くなった時や先天性疾患が見つかった時の保証があると書かれていました。

それがどうにも心に引っかかっています。子猫がモノ扱いされているような気がして。病気もせず、元気で寿命を全うしてくれるのが一番よいですが、でもね。23万円と消費税がつくから、1年保証が要るのではないでしょうか。

ペットを飼っていない私がとやかく言う問題ではありませんが、動物をお店で展示販売する仕組みには、心情的に賛同しかねます。ペットショップでの出会いがとても良い形で実を結ぶこともあるとは思いますが、命に値段をつける仕組みにも見えてしまいます。

飼えない私は、あのほのかな温もりを預けて来た子猫が一生可愛がられたらいいなあと思っています。

サンタさんのプレゼント

行ってみたい場所があります。

ギャラリーフタムラという所らしいです。

行きたいのに、らしい、といういい加減な書き方をするのは、ネットで調べただけだからです。

今、「南の島のクリスマス」展というのを南の島のホテルでやっていて、その作品がインスタにアップされていて、とてもチャーミングなさぼり気味のサンタさんのイラストを見ました。作家は誰だろうとホテルのHPを見て、それが山縣和彦という方の作品だと知りました。

その人の展示会、南の島以外でやっていないかとググってみましたら、今やっている情報はなかったのですが、今年4月に世田谷のギャラリーで個展を開いたことがわかりました。そのギャラリーを調べたら次の予定がわかるかと思ったのですが、山縣氏の作品情報は他になく、でも、このギャラリーではいろいろ素敵な催しがされているらしいことが、インスタを通じてわかりました。

近くはない場所ですが、近くまで赴いたら、ちょっと寄ってみたいですね。

南の島のクリスマス展のサンタさん、私にぴったりのプレゼントをくれました。

世田谷経由の出張、作らなきゃ、です。

山縣氏のサンタさんに感謝して、めりーくりすます。聖誕節快樂。