我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

夜明けの珈琲on畳

5時45分起床。夜明け前の暗闇の中、少しずつ物の影がはっきり見えるようになっていくのが好きです。明かりは点けず、カーテンを開けて外が明るくなるのを待ちます。

キッチンで、手元がわかる程度の明かりをひとつ。鉄瓶でお湯を沸かし、珈琲豆を挽く。薄暗い部屋に響く一つ一つの物音を聞くのは素敵な気分です。

今日はリビングと一体化した和室の、畳の上にランチョンマットを敷いて、ヨガをするように胡坐座になり、南側のベランダを眺めながらトーストと淹れ立てコーヒーを頂きました。6時を随分回ってから太陽が昇りました。新しいマンションが建ったので、山入端から顔を出す朝陽は見えなくなりましが、東側の空と西側の空の色が違っていて、それぞれの色が少しずつ変わっていきます。そこからは、数十秒であっという間に明るくなってしまう。

一日の始まりです。

猫の日騒動

猫の日に、猫に引っかかれ、皮膚科に駆け込む羽目になりました。

私も猫も悪いことはしていません。どちらかというと、私(被害者)が余計なことをしました。被害者は加害者におやつをあげたことはありませんが、いわゆる顔なじみの関係です。

調書をとると、こんな感じになります。被害者は、昨日職場に置いて帰った仕事を、やっぱり週末にやろうと思い直しました。これが余計なことです。週末は休むべきでした。職場に着いたら、顔なじみのシロクロ君(加害者)に会いました。シロクロ君は大きいので、じゃれて体当たりしてくると被害者などはよろけてしまう体重で、身長も高い。今日は木登りよろしく被害者にまとわりついて、思わず爪を立ててしまったようです。

大声を出すと猫もビックリするだろうから、出来るだけ静かに少し強い語調で、だめだめ、痛いからやめて、と言いましたが、シロクロ君は鈍感男子なので全く気づかず、嬉しそうな様子。ようやく振り払ってオフィスへ向かいましたが、前脚の爪を立てられた太腿が痛い。出血はなかったけれど、爪痕の周囲は内出血していました。とりあえず動物病院に電話で聞くと、野良猫なら一応病院に行った方がいいけれど、動物用じゃなくて人の病院に行ってください、と言われました。わかってます。何科か聞きたかったのです。すると、外科か皮膚科が良いとのこと。職場の猫は室内飼いではないし、休日に何かあると面倒なので、一応受診することにしました。

一番近い総合病院では診療時間外で外科の先生がいないと断られましたが、夕方4時まで診療していたかかりつけの皮膚科に電話すると「来ていいよ」とのこと。先生曰く、傷は深くないけれど、野良は感染症が心配だから抗生物質を飲んで、ということになり、あわせて塗り薬も貰いました。

シロクロ君、実は猫が苦手。いつも一人でいますが、人は大好き(子供は除く)。自分より小さなサビ猫に「遊ぼ!」とちょっかい出されると、大きな体で逃げ回る子。すばしこいサビ猫がシロクロ君の背中にタッチすると、自分も大きく手を挙げて「おい!いい加減にしろ!」ポーズを決めますが、猫パンチを繰り出したことはなく、振り上げたこぶしの下ろし場所に困ると回れ右して逃げ出し、建物の陰に隠れて毛づくろいする子。

今日はとてもお天気が良いのに週末で誰も遊んでくれなくて、退屈していた所に私が通りかかってしまったわけですね。飼い猫だったら爪を切ってくれる人もいたでしょうが、地域猫のお世話係さんもそこまでは手が回らず。結局、ユニクロジーンズが猫爪に負けることになったわけです。

こんなドタバタに懲りて帰宅したのに、「グーグーだって猫である」の録画を観て、小泉今日子は綺麗だなあと思ったのでした。

黒服騒動@デパート

南の島へ行くのを躊躇うこの頃、どうせやらないといけないことから済ませようと、この春必要なブラックフォーマルを買いに行きました。これまで明るい色合いの服で適当に済ませてきましたが、一応、管理職。今年は黒で行こうと、近くのデパートに行ってみました。

そこで勧められたブラックフォーマルは、当たり前ですが、黒。黒×黒か、黒×黒×黒。ブランドが違うといわれてもわからない。生地や縫製は価格によって異なり、素人でも一目でわかります。店員のお勧めは、アクアスキュータム12万円、ピエール・カルダン13万円、何れも税抜き。

名だたるブランドを冠した服の質は良いのですが、自分の用途を考えると、躊躇いました。素晴らしい黒服を着る機会が、年に2回以上あるかしら。それより気になることがありました。試着の時に店員さんが商品を床に落として、掃いもせずに拾い上げたそれを私に手渡したこと。そして、そのままハンガーにかけて店頭に並べていたこと。黒い服だし、商品だし、軽く掃ってほしかった。

この日は運が悪かったのか、2店舗目でも同じことがありました。店員が誤って床に落とした上着を掃いもせずに拾い上げて、私が見ていたワンピースに被せました。私的にはアウト。

3店舗目、ちょっと遊び心のある黒いワンピースを発見。仕事や出張でもいけそう。試着してみたら、絶対私に似合っている。これに襟付きの濃紺ジャケットを合わせることにしました。別のお店で足の疲れないパンプスを一足。随分買い物をしましたが、全部合わせてもアクアスキュータム12万円より安く、見た瞬間に迷わなかったものばかり。縫製も日本製でしっかりしていますし、自分が服に着られている感がない。そもそも私は黒い服を着ると顔うつりが良くないので、黒い服にあまりお金をかけたいとは思いません。

結局、自分らしい服に出会えれば買うけれど、そうでなければ食指は動かないようです。

実は、13万円のピエール・カルダンは、生地の特徴で伸縮性が乏しく、万歳はできなかったのです。それを見た店員さんは、こういうのを着てあまり動くことはないから大丈夫です、と。いえ、私はこの服を着て腕を伸ばしたり、上げ下げしないといけないのです。腕を上げ下げして肩がこる服はごめん被ります。

この季節、私の年齢でブラックフォーマルがほしいというと、子どもの卒業式に出るお母さん、お母さんはバッグを持ってママ友とお喋り、次は誰かのお葬式で着る予定、という統一イメージで理解される、それが日本社会っていうものらしいです。ブラックドレスでプレゼンをする女性像は、まだ定着していない。たぶん来世紀もそうだと思います。

元宵節

少し前になりますが、今年も台湾で元宵節を過ごすことができました。SNSを見ていると、この4年間その日は台北で過ごしていました。農暦だから毎年少しずつ日にちがずれているのですが、うまい具合に私の台湾行きと重なってきたようです。

今年は珍しくグループ旅行でしたので、みんなで3種類の湯圓を頂きました。紅豆と芋圓と地瓜。甘くて生姜が利いていて、台北の冷たい風で冷え切った体を温めてくれました。

不思議なことに、今回は行く前からとても気を遣って疲れていたはずなのに、旅行中も帰国後もまったく体調を崩しませんでした。ありがたいことです。おかげで、帰国後は溜まっていた仕事を泣く泣く、バシバシと片付けています(笑)。

願わくば、毎年ランタン祭りを眺めつつ湯圓をふうふう冷ましながら食べたいものです。媽祖様、お願いよ。

團團圓圓的湯圓

私がコーディネートする台湾旅。

訪問予定先はどこも直前に再連絡してほしいと仰るので、再連絡してみると、あー用事入った~の返事が返ってくることもあります。

前回は現地でお世話してくださる方がいらしたのだけれど、今回は一カ所ずつ連絡を取って来たので、再連絡はそれなりの手間がかかります。昨年OKと言われていたのに、最近担当者が変わって一から説明ということもあります。

無理と言われていたガイドさんが、体調が良かったら行く、と連絡が来たのはありがたいのですが、来ない時、来る時、時間延長の時、と謝礼もその場で柔軟に対応できるようにしておかないといけません。そのガイドさんが来ないことを想定して時間配分していた訪問先も、その場で変えるしかありません。まあ、予定を変更しても航空券と宿泊は確保しているので成り立つ旅ではありますが。現地アポを少なめにしておいてよかった、と準備の悪さが幸いすることもあります。

新型肺炎にも注意しないといけません。面倒な仕事もいくつか入ってきました。これは、元宵節の鹹湯圓でも食べないとやっていられません。いや、甘い湯圓も魅力的。

2月8日まで迷うと思います。

一歩一歩

年末年始を挟んだ一月足らずでいろいろ手はずを整えて、どうにかイベントを一つ終えたなあと思ったら、何かよくわからないけど全然違う方向から怒られ睨まれ、何で~と思った一週間。

まあ、仕事じゃないから、ボランティアだから、ゲストも協力者も喜んでくれたみたいだから、一人二人がブーイングしても、自分的にはOK。これと併せて仕事もちゃんとやったし、やれるだけのことはやった感。ずっと笑顔で通したのも合格、と思います。とはいえ、この日に限ってラジオの鳴り響く職場で細かい仕上げ作業に取り掛かった金曜日は、ちょっと・・・ありましたけれど。

この2週間、昨年から動かなかった事が幾つか、大きく動きました。どんな形であれ、抱えた課題はひとつひとつ解決していく。当人にしかわからなくても、自分でコントロールできないペースで物事が進むにしても、それはそれでいい。そんなことに逆らっても仕方ないですから。

最後に休暇を取ったのはいつだったのか忘れましたが、今日は家でゴロゴロ。汐クジラの塩抜きをして、大根と豚バラを煮て、野菜シチューを仕込みました。岩合光昭のねこ歩きも観ました。部屋中掃除して、明日送信するメールも用意しました。

いろいろありますが、一日一日、大事にしたいです。

止まることなく、歩き続けたいです。