我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

髪を切りました

髪を切りました。それほど長いわけではなかったのですが、ベリーショートに。私的には、前髪を思いっきり短くしたのが、初めての体験。後頭部も頭の形がわかるくらい短くしてみました。

こういうスタイルにしてみたかったのに、似合わなかったらどうしようと思ったりしてなかなかできず。ふと、この年齢になって髪形一つ思い通りにできないなんて、つまんない、と思ったのです。髪はまた伸びて来るし、切って似合わなかったらウィッグもある。それで、中途半端にしないでと美容師さんに注文を付けて切って貰ったら、意外に似合うと思うんです。年齢相応に見える気もするし。気に入ってます。

エアロビの先生は、「どうした!何があった?」って大騒ぎしましたが、特に、何もないから切ったかもしれないのですけれど。でも、髪とともに縁が切れたものがあります。私の中の、他人の目を気にする部分。すっきりしています。髪を切ると、自分の中に変化が起こるのかもしれないですね。

職場で10数年一緒に仕事している輩は、すれ違ってもわからないらしく、完全スルーしました。でも、顔見知りの外猫には、穴が空くほど顔を見つめられました。猫は、髪形違うけど私だってわかるんだ。すごい。

この快適さ、やっぱり自分の思うように生きるのが一番です。

鬼月

何だかおかしな日です。

先ほど旅が未完成に終わった経緯をポストしたら、ポストできなかったみたいです。「記事の管理」ではポストしたことになっているのですが、何度画面を見てもポストされていない。どうしてでしょう。未完の旅も、このおかしな現象も、きっと鬼月だから。それなら納得します。

ポストできなかった文章は、数日前に書き始めたのですが、いつも書いている時に半端じゃない睡魔に襲われてやむなく下書きに放り込んで寝る、というパターンを繰り返したものです。やっと書いた、公開した、と思ったら・・・公開されていない。不思議な文章です。世の中の法則の一貫性を保つために、記事の管理でも「公開」から「下書き」に移しました。

やっぱり、鬼月です。いや、キジムナーの悪戯か?

好兄弟們,別欺負我啊!

 

Praying for Honk Kong

Hong Kong is not sustainable for childrenというBBCの動画を見ました。

香港のMTR駅の長いエスカレータで、警官たちがデモ隊を殴っているように見えました。中国の報道官は、デモ隊が香港の市民生活を脅かしていると言いました。先ほど見たニュースでは、チェプラックコク国際空港で緊張がみなぎる様子が伝わってきました。

私は香港人じゃないのに、そこに居るわけではないのに、何だか心臓をわしづかみにされたような怖さを覚えます。画像だけなのに。

まだ幼稚園に入る前、仕事で忙しい両親に代わって私の面倒を見ていたのはカラーテレビでした。ある日、2階から火がついたように泣く私の声を聞いた両親が、怪我でもしたのかと驚いて駆け上がってきたそうです。すると、テレビの前で私が「早く助けて!」と泣き叫んだとか。怪我をしている風でもなく、いぶかしんだ両親が理由を尋ねると、「悪いキツネに騙されたモックが川に落ちて溺れているから早く助けて!」ということでした。テレビ画面では、樫の木モックというアニメがもうすぐ終わろうとしていました。親子三人の眼前で溺れながら流されていくモック。その日の放映はそこで終了。「あれは・・・助けられないよ」と笑う両親と泣き続ける私。そのシーンは、私の記憶にも残っています。

今見ている香港のデモに私が参加するわけではありません。でも、すごく悲しいのですよね。モックと違うのは、デモ隊は人間だということと、アニメのようにハッピーエンドの終わりが約束されていないことです。

今年は偶々行かなかったけれど、MTR構内にどんなお店があるのか、空港のどこに何があるのか知っています。MTR構内のエスカレータの上で襲われたら逃げ場がないことも、8月の香港の湿度と気温も。雨でも晴でも、香港に行けば私も雨傘をさします。雨傘は香港そのものだと思うのです。

冷蔵庫みたいなクーラーがあった頃

夜になっても暑さが収まらないこの頃。エアコンをつけて寝ようものなら寝間着から出た腕や足先が冷え、数日それを続けると確実に不調につながります。窓を開けて寝れば、朝方の冷気(でも26,27度はあるようですが)で風邪気味。扇風機を回したまま寝ても手足の先は冷える。どうしようもない夏。暑いのか、寒いのか、はっきりしてほしい夏。昔からこんなに過ごしにくかったっけ?

子どもの頃は、クーラーはなかったのです。木造の2階建て。毎晩、2階の大きな窓を開け放して、虫と蛙の声を聞きながら眠りに落ちていました。気温も若干、当時の方が低かったのかもしれないけれど、暑くて夜中に目が覚めたことはなかったように思います。1階は理髪店だったので、クーラーがありました。大型冷蔵庫みたいな大きなクーラーで、稼働中、水がポタポタ落ちるやつです。昼間、外出から戻ると、私も大人もクーラーの前に立って冷たい風に吹かれました。

次に引っ越した家でもクーラーはありませんでした。3階建ての鉄筋コンクリートの3階に住んでいたので、暑かった。おまけに窓が木造の家よりも少なくて小さかった。その頃、お店は別の場所で営業していましたが、やはり大きなクーラーがあったように思います。その頃は学校や自宅で過ごす時間が長くて、あまりよく覚えていません。

3年くらい経って、別の鉄筋コンクリートの家に引っ越しました。今度は階下の店舗の天井に大きな業務用のエアコンがついていました。自宅にも一部屋だけエアコンをつけましたが、相変わらず窓を開けっ放しで寝ていました。すると、ほぼ毎晩、猫の喧嘩で眠りが浅くなるのです。年に1,2回あるだけの熱帯夜は窓を閉め切って、部屋と部屋との間のドアをすべて開けてからエアコンを入れました。

いろいろな経緯から、今、エアコンはすべての部屋につけられ、我が家はすっかり「近代化」しました。虫の声を聞いたことはありません。夜中に猫がプロレスやカラオケ大会をすることもなくなりました。たまにはやっているのかもしれませんが、防音の窓ガラスで全く聞こえません。エアコンが付いた部屋で、住人は夏バテ中です。今夜も部屋を閉め切ってエアコンをつけて寝ているはずです。

緑がかったベージュのような、灰色のような、旧いプラスチックの隙間から噴き出るクーラーの冷た過ぎる風。あのままでも良かったような気もしています。

この世に戻ってきた感じ

本当にこの世に戻って来た気分です。

怪我でも病気でもなく、自宅のWi-Fiが使えなくなって1週間余り。ついさっき、やっと直して貰いました。なかなか頑固な症状だったらしく、今朝から2回も担当者に来て貰いました。次にダウンしたら124世帯全部止めて対応します、とのこと。頼むから、私より一日でもいいから長生きしてほしい。

自宅でWi-Fiを使えないのは不便でもあり、ちょっとした充実感もあり。携帯のWi-Fiは使えますけれど、容量越えると余分にお金がかかるので、ちょっと控え気味。

自宅でネットにつなぐ仕事をしない1週間。ブログを書きたい時に書けない、家で旅行の手配ができない、台湾携帯で登録しているSNSが使えない。ネットにつながらなくて困るのは、仕事じゃないなあと思った1週間。

Wi-Fiって結局、不安定なものなんだと再認識した1週間。どれだけネットに時間を費やしていたのかも再確認した1週間。わりと健康的に猫のポーズをしたり、家の隅々までお掃除する時間を生み出した1週間。面倒なキッチンの換気扇も、ベランダも、普段は手入れが滞りがちなところがきれいになりました。

最後は、不要な紙類の整理。今日、修理に来て頂いた時に必要な書類が見つからなくって、家中の、大事な書類が入っていそうな場所を全部ひっくり返す、という「作業」をしました。よくあることですが、業者さんがもう帰りますよ、後は自分で設定してください、という直前に見つかりました。探していた書類の山の一段上のすっきりした棚にポンと、その書類だけ置いてあった。きっと以前、わかりやすいように、なくさないように、と自分で置いたもの。

おかげで、ひっくり返した書類の山を整理して、不要なものはゴミ箱行き。旅の思い出パンフも地域ごとに整理し直してすっきりです。

トラブルはいつも突然やって来て、去った後にはちょっといいことを残してくれる。そう思っています。

ボーダーレス・ワールド・オブ・ミッドナイト Borderless World of Midnight

昨夜は1時過ぎまでバタバタしていました。

バタバタと言っても、私はPCの前に座りっぱなしで、写真を選ぶ両目がくるくる動いていただけですが。

似顔絵を、描いてもらおうと思って、写真を選んでいたのです。結局2年前の、少し綺麗目に写っている、基隆の港を背景にした写真を選んで送りました。見栄を張ってしまいましたが、一応、本人ですので許されますね。

デザイナーはマレーシアの女性。専用サイトからメールで連絡する際、「中国語(繁体字)を使うデザイナーです、英語で書くのがお勧めです」と注意書きがついていました。日本人は中国語ができないと思われているのかもしれませんが、いまの私は、簡単な内容なら中国語の方が楽。メールを出したら、1,2時間のうちに中国語の返信が来ました。

いい写真だけど、「正臉」の写真を何枚か送って、と言われたので、またPCの前であれこれ写真探し。

服の色は指定したけれど、髪形は写真を参考に適当に、という注文。デザイナー任せはデザイナー泣かせかもしれません。今朝も細かい打ち合わせを一つして、間もなく、「イメージが決まったから下書きするね~」と台湾華語のノリで返信が来ました。

私は、自分がどんな顔をしているのか、どんな特徴があるのか、わかっていません。それで、私をまったく知らない人に、私の外見の特徴を描いてもらおうと思ったのです。写真に忠実な似顔絵ではなく、デフォルメしてもらうことで、その特徴がよくわかるかもしれないからです。

それをお願いした相手がマレーシアの人で、繁体字を使いこなすということは、文体から見てもおそらく台湾人。もしかしたら、マレーシア在住の台湾人かもしれない。いや、マレーシア在住の何国人か・・・いーえ、ボーダーなんて考える必要はないのよ、と言われているような気もします。こんな楽しい試みが、ピンコイというサイトで簡単にできるなんて、便利な世の中になったものです。

デフォルメされた自分を待ちながら、下手でも中国語がちょっとできてよかった!と思っています。

三貂嶺のあのカフェへ

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2週間ほど前のこと、Cafe Hytteに行きました。素敵な景色の中で美味しい珈琲を飲みたかったからです。

台北駅前から1時間余りで到着。2回目なのに、顔を覚えていてくれて嬉しかったです。こんなふうに、「帰って来た」気持ちになる場所が、台湾に幾つかあります。幸せなことです。

週末だったせいかお客さんでほぼ満席。私は運よく二人掛けのテーブルにつくことができました。メニューも増えてカフェらしくなっていました。台北の梅雨はまだあけていなかったのか、この日も雨。雨は、旧い家屋を利用したカフェの概観や、駅から続く細い道を、映画の中の風景のように演出していました。灰色、濡れたコンクリート、そういうものが、南国の雨に降られると、洒落た、あるいは郷愁を帯びた存在になります。

真っ黒な台灣土狗も元気でした。写真を撮るのにポーズをとってくれたのに、黒いシルエットに写ってしまいました。

滞在時間は短かったけれど、私は満足。カフェを出ると、深呼吸して肺の中いっぱいに若葉の匂いのする空気を吸い込みました。

今度は、少し肌寒い季節に行ってみたい場所です。