我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

台北のホテル紹介(一部修正済)

旅行の宿は大事です。でも、選ぶのが難しい。

台北の宿事情、私が体験した中で紹介すると、以下のようになります。全部、窓つきの部屋です。

台北シェラトンホテル:初台北で友人と泊まりました。選んだ理由は、台北のホテル事情がわからなかったこと、駅に近いところを探したこと、2008年当時は為替レートが良かったので大きな負担にならなかったこと、でしょうか。中国ばかり旅行していたので、大事をとって5つ星が安心と思ったのも確かです。ツインに泊まりましたが、部屋は豪華な感じはせず、ロビーと朝ご飯が豪華だなあと思った記憶があります。

シーザーホテル:知人主催の台湾ツアーで利用しました。ツアーなのでほとんど外で過ごすし、部屋は広いけれど暗めだなあという記憶があります。

コスモスホテル:深夜早朝の移動が続く一人旅で利用しました。2階の中華レストランが美味しいですが、部屋で過ごしたくなるような快適さはありませんでした。寝に帰るなら十分、というタイプでしょうか。お部屋は十分広いです。

ゴールデンチャイナ:よくツアーで利用されるようですが、個人的にはここのレストランでセクハラに遭遇しましたので二度と行きたくないホテルです。セクハラはホテルのせいではないのですが、そういうことでロビーで揉めているのをホテルの人は知らん顔で、客のプライバシーに立ち入らないのがルールだとしても、日本語がわかる人もいるのだから、ちょっと声をかけてくれたら、相手もそれほどしつこくならなかったのではないかと、ちょっと思っています。周りにマッサージ屋が多いのも、個人的には好きではありません。

ファーストホテル:ツアーで利用しましたが、広い。古いけれど広い。バスタブが広くて浅めだったような気がします(うろ覚え)。ただ、台北のホテルはお天気が悪いと部屋全体が暗めになります。

ブラザーホテル:松山空港へ早朝向かわねばならない時に利用しました。少し暗めの落ち着いた感じの部屋です。バスルームはとても明るく、広めです。ただ、安い部屋だと監獄のように窓が小さいです(笑)。

タイシュガーホテル:台湾の製糖会社が経営するホテルで、スタイリッシュなホテルです。西門町近くの中華路に面しているので、移動や食事は便利です。部屋はきれいで広いですが、クローゼットはありません。ビジネス客が多く、静かです。ただ、朝ご飯が美味しくない・・・。

ハワード・ホテル:知人のツアーで使ったホテルです。悪いホテルではありませんが、価格が高いわりに一人旅だと狭い部屋を充てられます。この場所にこだわる必要はないので、二度目の宿泊はないと思います。

シティスイーツ・ダーアン:お洒落な部屋に泊まりたかった時に利用しました。部屋の設えは素敵で、静かですが、広くはないです。最近は価格が上がったので、利用していません。

グリーンワールドフローラアネックス:台北駅から近いです。ツアー客が多く、日本人も多いです。移動や食事も便利です。Wi-Fiの入りがあまりよくないことがあります。部屋の向きにもよるのかもしれませんが、広いけれど暗いです。年配女性には、お化粧する時にちょっと不便。あと、悪さはしませんが、蜘蛛ちゃん、います。知人の部屋はトイレの流れが悪かったようですが、改善されているかもしれません。

ここまで紹介したホテルはすべてバスタブ付きの部屋でした。

ユナイテッド・ホテル:古いですが、部屋は広いです。猫足バスタブつきでした。部屋は、レースのカーテンと遮光カーテンがついているので、プライバシーも保ちつつ、明るく使えます。レストランはいまいちですが、隣に日本食チェーン店がありますし、お洒落なベーカリーやコンビニもあり、地下鉄も比較的近いです。

アンバ・ゾンシャン(中山):狭くて値段が高いのが難点ですが、綺麗でスタイリッシュで明るい部屋です。セキュリティもしっかりしています。中山なので立地は便利ですが、地下鉄からはちょっと歩きます。

新仕商務飯店:雙連の駅に近い、目立たない古いホテルですが、部屋が広くて窓スペースが横に大きいので明るいです(目の前が大病院の救急センター)。猫足ならぬ、ライオンの足みたいなバスタブがついています。トイレはウォシュレットです。朝ご飯はシンプルですが、毎日変わるので長期滞在しても飽きないです。卵料理が充実(?、3種類出ることも)しています(笑)。今回初めて利用しましたが、日本人客が多いです。今のところ、ここが私の一番お気に入りかもしれません。

YMCA:Yホテルとも呼ばれているようです。台北駅近く、シーザーホテル裏側になります。台湾の某研究院が契約しているホテル、日本の学者さんたちもご用達のようです。部屋は普通と広めの間くらい、バスタブなし。窓が大きく、バルコニーもついていて、明るくて仕事も捗る設えです。洗濯50元、乾燥機50元ですが、洗剤無料のコインランドリールームがあるので便利です。意外な特徴は、目の前に臭豆腐のお店があること。ホテルを一歩出たら臭豆腐、というのが平気だったら、部屋でも仕事したい方にはお勧めの宿です。

すぐに思い出せるのはこのくらい。宿は旅を左右するくらい大きな要素と思っています。私は、土地に慣れるにつれてランクダウンしつつ快適になりつつあります。

台北と日本のホテルの違いは、前者は小さなホテルでも日本語が通じる人がたいていいる。古くからやっているホテルなら日本語しかできないお客さんでも困らないはずです。五つ星ホテルはそれに相応しいサービスを提供してくれますが、ふだんの私の生活は星なしレベルですので。小さなホテルで顔と行動パターンを覚えてもらったり、従業員と顔なじみになる宿の方が居心地が良いです。

どのホテルでも同じことですが、冷房をつけないと部屋でも熱中症になりますし、つければかなり冷えるので、女性は(男性も一緒だと思いますが)、ひざ下、特に足首を冷やさないものを持って行くと快適に過ごせます。スカート派なら、冷え・虫・日焼けから足を保護してくれる10分丈のレギンスやトレンカがお勧めです。

トイレの紙を流せるかどうか、日本人には気になるかもしれませんが、新仕商務飯店のようにウォシュレットがついていると、紙は流せなくても、蓋のないゴミ箱しかなくても、ほとんど気にならないと思います。YMCAはウォシュレットではありませんが、蓋つきのごみ箱なので気にならないです。

台北の冬は湿気が多いのでどこに泊っても寒いです。私は2月に上記のアンバに泊まりましたが、暖房がききすぎて乾燥しすぎて喉をいため、耳鼻科にかかりました。冬に行く時はできるだけ、地方都市で過ごすことにしています。台北はもちろん、地方都市に行ってもドラッグストアで日本の使い捨てカイロを売っていますから、暖房なしでも困らないと思います。

箇条書きのようになりましたが、とりあえず、以上です(^.^)/~~~