我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

新型コロナの影響、わたくし編

海外だけではなく、国内での行動もあれこれ配慮しなければならなくなって、仕方のないことだけど、気ばかり焦る日々です。

やるべきことはあるのだけれど、集中力を維持するのが難しい。

行事の中止や短縮で、その埋め合わせや仕切り直しのために業務は1.5倍増している気がします。少なくとも、仕事量が減った感はありません。例年通りの行事を時間短縮する場合は、何を残して何を捨てるかの判断を、ただでさえ気忙しいこの時期に求められることになります。結局金曜日の夜遅くまでパチパチとキーボードを叩き、残りはファミマ調達の夜食とともにお持ち帰りになります。

それでも、朝は外の景色を見ながら通勤できますから、気分転換になります。通勤で使う公共交通機関の利用者は大幅に減りましたし、時間を気にしなければ歩いて行ける距離なので、最近は積極的にオフィスに向かう日々です。

とはいえ、街中や他の地域へ出かけることはほとんどなくなり、単調な日々が続くとネット通販で買い物をしたくなります。先週は、オフィスで美味しい珈琲を飲みたいと思い、珈琲ドリップ用の小さなポットを買いました。細い水流でゆっくり淹れると味が濃くなるみたいです。そのまま頂いたり、冷めたらお湯を足してアメリカンにしたり、それなりに楽しんでいます。

このポットは新潟の宮﨑製作所の製品ですが、取扱説明書に英語もついているので、訪日客への販売も意識していたのかなと思います。

インバウンド急減で深刻な不況に陥った業種も多いのでしょうが、国内消費者の立場からすると、手に入りづらくなっていたものが手に入るかもしれない。

コロナウイルスの影響がいつまで続くかわからないけれど、終息するかどうかは別として、1年も経てば人間の方がこのペースに慣れて来るような気もします。例えは悪いですが20世紀の流れが1945年を境に大きく変わったように、今が21世紀到来と呼ぶべき変化の最中かもしれません。いずれにせよ、不要不急の多さを暴露したのは確かだと思います。次は経済、経済活動に対する意識改革が求められるのかなあ。他の構造的な問題と併せて、社会システムを再設計する時期かもしれないですね。

とりあえず、日曜日は本を、台湾の本を、読みます。Have a good day.