我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

隣島へ「行ってもよろし」

思いつきで旅に出ようとしても、何だか決まらない、チケットが高すぎる、間で会議が入るかも、というのを繰り返す時は「行かなくてよろしい」のサイン。石垣へ、さらに西へと探しても決まらなかった夕べは、途中で「もういいや」と思って寝てしまいました。

「ここは無理だろうなあ」と思いながら今日のお昼前に電話した小さな宿。「2泊できますか」「あぁ、だいじょうぶですよ。1泊4000円ね。おなまえは?」ときました。これは「行ってもよろし」のサイン。

宿をとってから、飛行機をとって、空港から港までのルートを調べて、船の時間をメモして・・・あら、ご飯ついてない。まあ二日くらい食べなくても大丈夫。港から宿まで、どうやって行くかはその時に考えましょう。この島で何をする?何もしない。昨夜までは視界に入っていなかった小さな島。ガイドをお願いするかどうかはもう少し落ち着いてから決めます。

と、そこでSNSがピコーンと鳴りました。

今朝早く、これも一応聞いてみようかなあと思って連絡した人からのお返事。その日はいるから来ていいよ、歓迎、と。慌ててこちらも飛行機をとりました。前後の予定を決めていないので、まだ宿はとっていません。でも、会いたかった人に会うプロジェクトin花蓮、動き出します。

先日、24時間も滞在できなかった沖縄旅は、時間を気にしながらの気忙しさがありました。時間を気にせず、ゆっくりしたい。もう旅する機会はないと思っていた2019年、大小二つの島が小さな望みを叶えてくれるようです。