我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

映画

猫とじいちゃんとばあちゃんの島

私が住む市内にも保護猫カフェができたそうです。その一方で、職場に住みついている猫は目を病んだらしく、可哀そうではありますが、今のところなすすべがありません。 やるせない気持ちとは、こういうことを言うのでしょうか。心を落ち着かせようと、オフィ…

All we hear is radio gaga, radio googoo

このところ映画鑑賞が続いております。 いつもはDVD派の私が1週間のうちに映画館2回は珍しいことです。 ボヘミアン・ラプソティ。あまりに評判であったのと、ちょっと落ち着かなかった金曜日の夜と、ギリギリだけど滑り込めた最終上映時間のおかげで、クイー…

「洗骨」感想文

映画館の帰り道はまだモヤモヤとして言葉にならなかった思いが、一晩経つとどうにか形になることがあります。 私のモヤモヤは、弔いの在り方でした。 誰かが亡くなると、誰かが業者に連絡して、病院まで遺体を引き取りに来てくれたり、家に帰ったら既に祭壇…

パクチーと頭蓋骨

照屋年之監督の「洗骨」を観ました。粟国に住んでみたくなるような話です。 最初から最後まで、観客席にはクスクス笑いと鼻を啜る音が入り混じっていました。笑いと笑いを繋ぐのがすすり泣き、涙と涙を繋ぐのが笑い。 残念ながら私は映画を評するほど沖縄と…