我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

新竹で決断

最近はどこの職場も資金は自己調達を命じられることが多いと思います。

とはいえ、いつもタイミングよく調達できるわけではないので、しょっちゅうお金の心配をしながら仕事をしております。

運よくこの春は2つのプロジェクトに資金がつきました。

申請時の条件として、それぞれ内容の異なるプロジェクトでなければならなかったため、2つ通ったということは、両方を実施するか、どちらかを辞退することになります。資金を頂きながら中途半端は後味が悪いですし、それが最初から予測できるなら一つに絞った方がよかろうと、職場がつけてくれた別予算を返上しました。すんなり判断できたわけではなくて、今は台湾にいらっしゃる方と新竹に出かけ、話を聞いてもらいました。新竹都城隍廟を参拝した後、その近くにある、自然の風が心地よく吹き抜けるお店で、少し甘いアイスティーを飲みながら相談しました。プロジェクト以外に抱えている厄介事の先行きも考慮して、ポンと背中を押して頂きました。迷い事も環境を変えたり、人に話してみると、意外にすんなり収まるものです。

これが宝くじならありがたく両方頂戴するのですが、体は一つしかないし、1日は24時間しかないし、人のお金で仕事をさせて頂いているので、止むを得ません。自分が選んだプロジェクト、きちんとやり遂げようと思います。