我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

女子たるもの

近々若い人たちと一緒に旅行に行く予定です。初海外旅行という人もいます。その地域は初めて行く、という人もいます。みんな女子です。

若い女性だからこその心配事はいろいろあるようです。私は自分が快適であればよいので、服装とか機能重視で外見はあんまり気にしません。写真写りとか、考えていません。寒ければ持っているものありったけを次々に身につけていくだけで、暑ければ11月だってTシャツ一枚とビーチサンダルで歩きます。

女子は違います。この服とあの景色、この風景の中の私、というのをちゃんと考えているようです。だから、髪がガシガシにならないシャンプーとか必要なんだそうです。

今日のレッスンは、白いコートが汚れるかの質問。普通に行動している範囲では日本と同じと考えてよいと思いますけれど、台湾に行けば飲食のにおいは必ず付きます。これはどこで何を食べようが、付く。私は、シャワーを浴びた後のバスルームに一晩かけておいてにおいを取ります。どうしても気になるならすぐ洗える素材のものしか持っていきません。

ただ、この間は失敗しました。到着日、唯一の長袖の上着に麻油雞のスープがかかってしまいました。これだけは、ホテルの石鹸でゴシゴシ洗ったくらいではにおいがとれませんでした。同じスープが掛かってしまったジーンズに台湾犬が顔をぴったりくっつけて来た時は、飼い主さんが「まあ、甘えちゃって」とか言っていましたけど、犬的には違う理由だったかもしれません。そんな話をすると女子はもっと混乱しますから内緒にしておきました。麻油雞を食べに連れて行かなければよいからです。

それでなくても、女子にはあれこれ考えるところがあるらしいです。服装のことだけはしっかりメモ取っていましたし、どうぞ悩んでください。若いってそんな余裕があるということなんだと思いました(笑)。見ていて可愛いです。いや、見習わねば、かな。