我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

ことだま

不要多想と言われたことがあります。

3、4年前でしょうか。

いま思えば、考える必要がないくらい小さなことでした。

今は自分に言い聞かせています。不要多想, 不要多想喔。

言霊というのは、中国語でもあるのでしょうか。

20年近く前、北京の某大学の授業で、ある学部生の子が、これからプレゼンしなくちゃいけないのに私はとても緊張している、今から緊張を解くおまじないをするから、みんなも一緒もつき合ってほしい、と言って「我真棒,我真棒,真的,真的,真的,真的,真的,真棒!」と、三三七拍子の音頭でいきなり歌い始めたのでした。しかも振りつき。

クラスの子も先生も、皆あっけにとられながら振りつきで合唱するという、のどかな光景に出くわしたことがあります。そのおまじないが強烈だったので、その子の発表がどんな出来だったのか全然覚えていませんけれど、クラスの雰囲気が和んだのは確かです。

言霊、コトダマ、これまで気にしなかったけれど、信じてみようかな。

我真棒,我真棒,真的,真的,真的,真的,真的,真棒!

不要多想より元気になれそうなフレーズです。