我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

会いたいなあ

正月三が日、よく働いております。ホワイトチョコとコーヒーを片手に働いております。もうすぐ休暇を取りますから、それまで走り続けるつもりです。

おかげで、今年はまだ猫を見ていません。

私の好きな半ノラ、動物嫌いな人には、猫を抱いて可愛がるのかと勘違いされます。

外で暮らす猫が人間に懐くとロクなことはあるまいと思っていますので、会いに行っても抱きません。こっちが手を伸ばせばあちらが離れます。

寒い季節、ブーツやコートが暖房で温まっていると勝手にブーツの甲の上に足をのせたり、コートにすり寄ってきますけれど、冷たい手で撫でようものなら「何するの!」と言わんばかりの顔ですり抜けて行きます。つかず離れず、私たち、ちょうどよい距離感なのです。

そろそろ会いたいなあ、と思っています。