我的杯子に詰め込まれた我的輩子の話です。

やいま村のリスザル

旅の思い出の続きです。

石垣島のやいま村。

行く予定のなかったやいま村に立ち寄ったのは、川平湾から離島ターミナルに戻るバスの中で、東京方面から来たらしい男性二人連れの「このバス、やいま村に行くよな?」「何があるんだっけ」「リスザルだって」っていう会話を小耳にはさんだからです。

リスザル。興味ないけど、一応見ておこうかな、ぐらいの気分。

こういう時、石垣島のバスの一日乗車券は便利です。24時間+αで使えます。どこで降りようと、時間内なら自由です。

やいま村に着いて、帰りのバスの時間を先に確認すると1時間程度しか見学時間がないことが判明。まずリスザルを見に行くことにします。

リスザル、どっさりいました。女の子二人組が餌を買った途端、リスザルたちが襲撃。あ、これは、餌など買わずに、他人が餌付けするのを傍から見ているのがいいわ。

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リスザルは可愛いけれど、すぐ飽きてしまい、周辺の伝統家屋見学へ。興味深かったのは、砂糖を作る装置と、海人の家。海人の家はちょっとした漁撈道具も展示してあるので、頭の中で、基隆の漁村文物館と比べてみたりしました。

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あ、思い出しました。2年前に石垣島で唐人墓や名蔵ダムを見学した折に、ここでランチを食べたのです。そうか、そういうルートで動いていたのね。だいたい、ツアーのルートなんて全然わかっていないから、自分が島のどこにいるかなんて知らないです。自分の足で回ってみて初めてわかるものです。

ちなみに、川平湾からやいま村へ向かう途中の景色、なかなか素敵です。この景色を見るために、本数少ないバスに乗る価値はあると思います。